【セットアップ編】2GB版Jetson NanoでHello AI World

サンタさんからJetson Nanoの2GB版をプレゼントしてもらったので、 冬休みのお供として公式のチュートリアルを一通りなめていきます。

ところどころ理解が間違っていたり手順がおかしかったりするかもしれませんが、初心者が頑張ってるなと温かい目で見守っていただけたら幸いです。

SDイメージのセットアップなど

公式サイトの説明が一番わかりやすいと思うので、そちらを参考にしていただくといいです。

Getting Started with Jetson Nano 2GB Developer Kit

SDイメージの作成にはいつもbalenaEtcherを使っていましたが、MacbookをBig Surにアップグレードしてから動作がすんごい重くなってしまったので

Raspberry Pi Imagerを使って作成しました。

書き込みイメージを選択するところで、一番下の「Use Custom」から任意のimgファイル(解凍前のzipファイルでもOKでした)を選択することができます。

環境セットアップ

お試しするチュートリアルは公式のjetson-inferenceパッケージです。

github.com

推論をやるのに使うJetPackというSDKはすでにインストールされているらしいのでプロジェクトをビルドしていきますが

今回はDockerを使った方法で環境をセットアップします(なんとなくです)。

とくに難しいこともなく、公式の手順をそのまま実行するだけでOKです。

インストールされているJetPackを自動でチェックして適切なイメージがpullされるみたいです。

$ git clone --recursive https://github.com/dusty-nv/jetson-inference
$ cd jetson-inference
$ docker/run.sh

途中でDNNモデルを選択する画面が出てきますが、ひとまずデフォルトの状態で続行しました。

イメージのpullが成功すると、自動的にコンテナにログインします。

サンプルソフトを実行してみましょう。

./imagenet images/jellyfish.jpg images/test/jellyfish.jpg

クラゲの認識ができました。

最後に

Hello AI Worldのチュートリアルが実行できる環境が整いました。

NVIDIA公式ガジェットなのでいろいろSDKが用意されてて簡単にセットアップできていいですね。

レーニング動画もあるのであとは己のやる気次第、、、!

https://github.com/dusty-nv/jetson-inference#video-walkthroughs