Jetson NanoでIntel Realsense D435を使う
はじめに
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。ついに夏がやってきました。
夏といえば暑いですよね。暑いといえば、家から出たくないですよね。
家にこもってゲームもいいけど、Jetson Nanoで遊ぶのはもっといいことです。
というわけで、IntelのUSBカメラ、D435を手に入れたので、これのセットアップを行なっていきたいと思います。
基本的に、先駆者様の教えにしたがって進めていきますが、
自分の環境でつまづいたところを主にメモとして残していきます。
やること
D435をJetson Nanoで使えるようにし、ROS対応するところまでやりたかった・・・のですが、
後述のトラブルにより、ドライバインストールまでを今回はやりました。
- Realsenseカメラのファームウェアアップデート
- カーネルにパッチを当てる <- ここでつまづいた
- Realsenseドライバ(librealsense)のインストール
- ROS対応 <- 次回につづく
ファームアップデート ~ librealsenseインストール
ファームウェアのアップデートはすでにやっていたので、カーネルにパッチを当てるところからスタート。
すると、見たことないエラーが出た・・・(下記「パッチ当てでつまづいたこと」参照)
ググってもすぐには解決策が見つからず、そのままドライバのインストールを続行。
realsense-viewer
が起動できるところまでたどり着いた。
とりあえずパッチ当てずにそのままインストールしたけれど、案の定、エラーが出てる(右上)・・・
解像度を下げることで一旦エラーは出なくなるが、完全に出なくなるわけではない。
パッチ当てでつまづいたこと
JetsonHacksさんのソースをクローンして、パッチを当てようとしたら以下エラーが出た。
$ ./patchUbuntu.sh Getting L4T Version Jetson BSP Version: L4T R32.1.0 Jetson_L4T=32.1.0 ==== Jetson Board Mismatch! ============= Currently this script works for the NVIDIA Jetson Nano Developer Kit. This processor appears to be a jetson-nano, which does not have a corresponding script Exiting
エラーの内容から読み取るに、自分のJetson Nanoのプロセッサーは対象外ってことかな??(つらい)
まとめ
次はパッチが当てられない原因を調査していきたいと思います。
ドキュメント通りにすんなりいかないところが面白いんだよなぁ〜(白目)
あと、realsense-viewerを起動するとたまにJetson Nanoが落ちるのは自分だけ??